- 2026年5月18日
- 2026年5月28日
ニキビ跡を消したい|種類別の治療法と選び方【赤坂の皮膚科専門医が解説】
「ニキビが治ったのに、赤みや凹凸がいつまでも残っている」そんなお悩みを抱えていませんか?
ニキビ跡は一口に「跡」といっても、赤み・色素沈着(茶色い跡)・クレーター・盛り上がりと種類が異なり、それぞれ原因も適切な治療法もまったく異なります。「なんとなくスキンケアを続けているが改善しない」という方は、自分のニキビ跡のタイプを正確に把握することが、改善への第一歩です。
本記事では、ニキビ跡の種類と原因、そして赤坂駅前ぴぶ皮膚科で受けられる治療法(Vビーム・キュアジェット・リフトンなど)について、皮膚科医の視点からわかりやすく解説します。
目次
- ニキビ跡とは?なぜ残るのか
- ニキビ跡の種類と特徴
- セルフケアでは改善が難しい理由
- ニキビ跡の種類別・治療法ガイド
- 治療法の選び方チェック
- ニキビ跡を悪化させないための日常ケア
- よくある質問
- 赤坂でニキビ跡治療をお考えの方へ
1. ニキビ跡とは?なぜ残るのか
ニキビは、毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌が繁殖することで起こる炎症性の皮膚疾患です。ニキビ自体が治っても、炎症が真皮層(皮膚の深い部分)にまで達していると、さまざまな形の「跡」が残ることがあります。
特に注意が必要なのは、ニキビを強く押し潰したり、繰り返し炎症が起きる重症ニキビです。こうした場合は皮膚組織そのものがダメージを受け、クレーターのような凹みが生じることがあります。

ニキビ跡は種類によって適した治療法が異なります。自己判断せず、まずは皮膚科専門医に相談することをおすすめします。
2. ニキビ跡の種類と特徴
ニキビ跡は主に以下の4つのタイプに分類されます。自分の肌状態がどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。

| 種類 | 特徴 | 主な原因 | 適した治療 |
|---|---|---|---|
| 赤みニキビ跡 (炎症後紅斑) | 赤み・ピンク色の跡 | 毛細血管の新生・拡張 | Vビーム |
| 茶色・黒ずみ (炎症後色素沈着) | 茶色いシミのような跡 | メラニン産生の亢進 | 美白治療(ロリエントエレメント)レーザー |
| クレーター (萎縮性瘢痕) | 皮膚の凹み・デコボコ | 真皮の組織破壊 | キュアジェット・リフトン |
| 盛り上がり (肥厚性瘢痕) | 皮膚が硬く盛り上がる | 過剰なコラーゲン産生 | ステロイド注射 |
① 赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)
炎症によって毛細血管が新生・拡張することで、患部に赤みやピンク色が残ります。凹凸はほとんどなく平らなことが多いですが、繰り返すニキビや重症ニキビの場合は半年〜数年残ることもあります。
② 茶色・黒ずみ(炎症後色素沈着)
炎症後にメラニンが過剰産生され、茶色〜黒色のシミのような跡が残ります。表面に凹凸はなくシミと見分けがつきにくいことも。紫外線で著しく悪化するため、日焼け止め必須です。
③ クレーター(萎縮性瘢痕)
深い炎症が真皮層まで達することで、皮膚組織が壊れて凹みが生じます。アイスピック型(小さく深い)・ローリング型(なだらかな凹み)・ボックスカー型(輪郭のはっきりした凹み)の3種類があります。セルフケアでの改善は難しく、医療機関での治療が推奨されます。
④ 盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)
修復過程でコラーゲンが過剰産生され、皮膚が盛り上がって硬くなります。ケロイドは元の傷の範囲を超えて広がり、赤みや痒みを伴うこともあります。悪化しやすいため自己処置は避け、早期に受診することが大切です。
3. セルフケアでは改善が難しい理由
市販のスキンケアは毛穴や軽い色素沈着には一定の効果がありますが、ニキビ跡の根本的な改善には限界があります。
特にクレーター(凹み)は真皮層の組織が破壊された状態であり、表面からのスキンケアではアプローチできません。また、誤ったセルフケア(ニキビを潰す・強い圧迫・市販ピーリングの過剰使用など)はかえって悪化につながるリスクがあります。
- 赤みが続く場合 → 血管へのアプローチが必要(Vビームなど)
- クレーターがある場合 → 真皮層への医療的アプローチが必要(キュアジェット・リフトンなど)
- 色素沈着が濃い場合 → メラニンへの専門的治療が必要
4. ニキビ跡の種類別・治療法ガイド
赤坂駅前ぴぶ皮膚科では、ニキビ跡の種類と状態に応じて複数の治療機器・治療法を組み合わせた個別プランをご提案しています。
| 治療方法 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| Vビーム(色素レーザー) | 血管にアプローチし赤みを軽減 | ニキビ跡の赤み・赤ら顔 |
| キュアジェット | 針なしで真皮層に薬剤を届ける | クレーター・毛穴・ダウンタイムを抑えたい方 |
| リフトン(衝撃波) | 深層への物理的刺激でコラーゲン促進 | 深いクレーター・たるみ |
| サブシジョン | 針で線維化組織を切離 | 重度のクレーター |
Vビーム(色素レーザー)|赤みのニキビ跡に

波長595nmのレーザーが血液中のヘモグロビンに選択的に吸収され、赤みの原因となる拡張した毛細血管に直接作用します。周囲の組織へのダメージを最小限に抑えながら赤みを軽減できます。
- 対象:ニキビ跡の赤み・赤ら肌・炎症後紅斑
- 治療間隔:2〜4週間おきに3〜5回が目安
- ダウンタイム:少なく、治療直後からメイク可能な場合も
- 保険:VビームIIは厚生労働省認可の保険承認機器。対象疾患は保険診療での治療も可能
キュアジェット(CureJet)|クレーター・毛穴に

針を使わずに空気圧の力で薬剤を真皮層まで均一に届ける医療機器です。ジェットの高圧が真皮内の線維化した組織に刺激を与える「マイクロサブシジョン効果」により、低侵襲でクレーター改善にアプローチします。
▶ 2つの投与モード
- コンタクトモード:ノズルを直接肌に当て、深いクレーターに集中的に薬剤を届ける
- トーニングモード:肌から少し離して広範囲に噴射。毛穴・小じわ・肌質全体の改善に
- 対象:クレーター・毛穴の開き・肌質改善
- ダウンタイム:赤みやかさぶたは1週間以内に改善することが多い
- 針が苦手な方・ダウンタイムを抑えたい方にも適している
リフトン(衝撃波リフティング)|深いクレーターに

衝撃波を用い、皮膚の深層に物理的刺激を与えてコラーゲン産生を促進します。熱を使わないため熱に敏感な肌タイプにも対応しやすく、深いクレーターやたるみの改善に効果が期待されます。
5. 治療法の選び方チェック
「どの治療が自分に合っているか分からない」という方は、以下を参考にしてみてください。

- ニキビ跡が赤い → Vビーム
- 茶色いシミのような跡 → 美白治療・レーザー
- 触れると凹みがある → キュアジェット・リフトン
- 複数のタイプが混在 → 複数治療の組み合わせをご提案
複数タイプが混在するケースも多く、その場合はVビームとキュアジェットを組み合わせるなど、より効果的なアプローチが可能です。当院では肌診断機を使用し、目では見えにくい肌状態も含めて診察したうえで治療プランをご提案しています。
6. ニキビ跡を悪化させないための日常ケア
日焼け対策を徹底する
ニキビ跡(特に色素沈着)は紫外線で著しく悪化します。外出時はSPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子・日傘も活用しましょう。
ニキビを触らない・潰さない
ニキビを強く押し潰すと炎症が深部まで波及し、クレーターが生じやすくなります。触れる習慣がある方は意識して改善することが大切です。
保湿を怠らない
乾燥は皮脂の過剰分泌を招き、ニキビ悪化の一因となります。低刺激の保湿剤で肌のバリア機能を維持しましょう。
7. よくある質問
Q. ニキビ跡は自然に治りますか?
A. 赤みや軽い色素沈着は自然に薄れることもありますが、クレーター(凹み)は自然には改善しないことがほとんどです。早めに専門医に相談することをおすすめします。
Q. 治療は痛いですか?
A. Vビームは冷却ガスが同時に噴射されるため痛みは最小限です。キュアジェットは施術前に麻酔クリームを使用するため、痛みを抑えて治療を受けることができます。
Q. 何回の治療が必要ですか?
A. 種類や重症度によって異なりますが、赤みには2〜4週間おきに3〜5回が目安です。医師が診察のうえ適切な治療計画をご提案します。
Q. 治療中もメイクできますか?
A. Vビームは治療直後からメイク可能な場合が多いです(症状・設定により異なります)。キュアジェット後は赤みが数日続くことがありますが、ダウンタイムは比較的少ない治療です。
Q. 保険は使えますか?
A. Vビームは厚生労働省認可の保険承認機器「VビームII」を使用しており、健康保険が適用される皮膚疾患の場合は保険診療も可能です。詳しくは診察時にご確認ください。
8. 赤坂でニキビ跡治療をお考えの方へ
ニキビ跡は種類によって適切な治療法が異なります。セルフケアで改善が難しい場合は、医療的なアプローチをご検討ください。
赤坂駅前ぴぶ皮膚科は、東京メトロ千代田線・赤坂駅1番出口より徒歩1分のアクセスしやすい皮膚科クリニックです。
Vビーム・キュアジェット・リフトンなど複数の治療機器を備えており、肌診断機を使用した診察のうえ、患者様お一人おひとりに合わせた治療プランをご提案しています。
当日施術にも対応しており、日本語・韓国語・英語でのご対応も可能です。
「どの治療が自分に合っているか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
▶ ご予約はこちら(受診のご案内ページ) ▶ 料金一覧はこちら(料金表ページ)

※本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の効果は個人差があります。詳しくは医師の診察を受けたうえでご相談ください。掲載内容は医療広告ガイドラインに基づき作成しています。